米津玄師アザレアの歌詞の意味は?さよならのつづきの伏線やネタバレはあるか考察!

11月14日にNetflixで「さよならのつづき」が配信になり、ドラマの主題歌には米津玄師さんの

「アザレア」が使われています。

米津玄師さんの「アザレア」は「さよならのつづき」のために書き下ろされた楽曲となっており

ドラマの主人公・さえ子に思いを馳せて作った曲となっています。

今回は米津玄師さんの「Azalea」の歌詞の意味や、「Azalea」にはさよならのつづきの伏線や

ネタバレがあるのか考察してみました。

目次

米津玄師アザレアの歌詞の意味は?

「さよならのつづき」は、事故で最愛の恋人、雄介(生田斗真)を失った一人の女性さえ子(有村架純)と
雄介の心臓を移植されたことで命を繋いだ成瀬(坂口健太郎)の物語。
運命に翻弄されるさえ子と成瀬、二人を描いた、美しく切ない愛のストーリーです。

楽曲制作にあたり、米津玄師さんのコメントはこちらです。

さよならのつづきは「死んでしまった恋人の心臓を受け継いだ他人に出会う」というあまり馴染みのない状況から始まる物語ですが、そんなことがおよそ起こり得ない現実を生きている我々にとっても、決して人ごとではない大事な何かがそこにあるような気がしています。どこからどこまでがあなたなのか、距離を詰めてもいいのかどうかと迷うさえ子に想い馳せながらこの曲を作りました。よろしくお願いします。

引用:音楽ナタリー https://www.thefirsttimes.jp/news/0000493188/

米津玄師さんの「Azalea」は11月14日配信の「さよならのつづき」で聴くことができます。

「Azalea」がフルで聴けるのは配信がスタートする11月18日からです。

以下の文章にはネタバレを含む部分があるので、「さよならのつづき」をまた鑑賞していない方は
読むのをひかえてください!

米津玄師「Azalea」タイトルの意味は?

アザレアは西洋ツツジのことで、大輪の八重咲きの花(花びらの数が多い花のこと)を咲かせます。
花びらが重なって美しい姿は目を引く存在感があるようです。

アザレアは挿し木(株の一部を切り取り、発根させて増やす方法)で増やすことができる花です。

さよならのつづきは心臓移植がストーリーの鍵となっています。
心臓移植で別の人間が命を繋ぐ、というところが、アザレアの挿し木を連想させる点で
タイトルになっているのではないかと思います。

アザレアの美しく人の目を引く存在感が、さえ子の姿とも重なります。

アザレアの花の種類はさまざまあるようですが、白いアザレアの花ことばには

「あなたに愛されて幸せ」という意味があり、赤いアザレアには

「節度の愛」という意味もあるようです。

さえ子には「自分のことをたくさん愛してくれる人と一緒になる」という夢がありますが

「さよならのつづき」の中では大いにその夢がかなえられていると思います。

まさに「あなたに愛されて幸せ」という花言葉そのもののように思えてしまいます。

米津玄師「Azalea」歌詞の意味は?

アザレアの歌詞は「君が君でなくなっても私は君のことが好きだった」と

過去の恋愛を思い出しているような形で描かれています。

歌詞全体から相手への深い愛情を感じ取れますが

すでに失われてしまったものだということが分かります。

歌詞後半へ行くにつれて大好きだった人への執着や複雑な感情が表現されていて

どんな形であっても好きだったと自分の気持ちをはっきり認識している

ことが伝わる歌詞になっていると思います。

さよならのつづきの伏線やネタバレはあるか考察!

冒頭の「咲いてたほら~」の部分からは

最愛の恋人(雄介)は亡くなってしまったけど、きみが残した心臓で命を繋いだ人がいたよ

という、成瀬と出会った時のさえ子の心情を描いているように感じました。

「きみのマチエール(フランス語で物質、材料という意味)」という言葉からは

さえ子が「聞いてもいいですか?心臓の音」と成瀬にお願いするシーンと結びつきました。

雄介という人間はいなくなってしまったけど、雄介の心臓(物質)は今も生きていて

雄介の心臓の音から、亡くなってしまった恋人を感じたいというさえ子の気持ちと重なります。

「泡を切らしたソーダ」は、大事なものが欠けている状態

「捨てられない写真」は、忘れたいけど情があって抱え続けているものを連想しました。

さえ子にとっての最愛の人は雄介だけど、成瀬の存在が次第に大きくなっていき自分の気持ちが

分からなくなって翻弄されてしまう。

「君が君じゃなくても」という歌詞につながって、さえ子の心の中を描いているように感じました。

ストーリーの切なさに「Azalea」が拍車をかけて
作品の世界にのめりこんでしまいます!

「さよならのつづき」のさえ子に「Azalea」がどこまでも寄り添っていて、音楽と映像が一緒になることで

さらに作品が奥深いものになっています。

ドラマのロケーションも心が洗われるようなきれいな景色が多く、そこに米津玄師さんの「Azalea」が

見事にはまっていると思いました!

米津玄師アザレア SNSの声は?

さよならのつづきの主題歌、米津玄師アザレアについて、SNSの声を調べてみました!

歌詞がドラマとリンクしていると感じる方が多いようです!

歌番組などで米津玄師さんが「アザレア」を歌っているところが見たいです!

米津玄師アザレアの歌詞の意味は?まとめ

・米津玄師さんの「アザレア」はNetflixで11月14日から配信がスタートする「さよならのつづき」の
主題歌として書き下ろされた曲です。

・タイトルにもなっている「アザレア」という花は挿し木(株の一部を切り取り、発根させて
増やす方法)で増やすことができる花です。
ドラマの「心臓を移植して、他の人の命が生き延びる」というストーリーと重なりました。

目次