星野源さんの楽曲「ばらばら」は2010年にリリースされた楽曲で、星野源さんのデビューアルバム
『ばかのうた』に収録されています。
「ばらばら」は2024年の紅白で星野源さんが披露する曲となっています。
当初は「地獄でなぜ悪い」を歌う予定だったところを「ばらばら」に変更になり、SNSでは
「これは楽曲変更に対するアンサーソングだ」と言われていました。
今回は星野源さんの楽曲「ばらばら」の歌詞の意味と
紅白で楽曲変更のアンダーソングと言われる意味について考察してみました。
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「ばらばら」の歌詞の意味を考察!
星野源さんの「ばらばら」制作の背景や、歌詞の意味を考察していきます。
「ばらばら」制作の背景
こちらは星野源さんが「ばらばら」を制作した時のコメントです。
子供の頃チャリティ番組を観てて、「世界はひとつ」って言われたときに、
CINRA https://www.cinra.net/article/interview-2010-06-25-000000-php
ものすごく違和感があったんです。何故そう感じるのかなのか自分でもよくわからなくって、
ずっと考えてたんですね。
で、「ひとつになる」っていうことが、そもそも違うんじゃないかなと思ったんです。
「ばらばらのままでいいのにな」って。
それと、絶対に同じ考えの人はいないんだなっていうのはずっと思っていて、
それを曲にできないかなと、ぼんやり考えていたんです。
星野源さんが子供の時に感じていた違和感を、25歳になった時に曲にしたようです。
子供の時の違和感を大人になって曲にするって
さすがアーティストだなぁ。
「ばらばら」の歌詞の意味を考察!
「ばらばら」の歌詞は、人それぞれの考え方や違いを持ったままでいい
世界は一つではないし一つにはなれないから、あるがままでいよう
というメッセージが込められていると思います。
同じことを考えていると思っても、それは一つになっているわけじゃなく重なっているだけ
他人と全部が完全に一致するなんてありえないから、同じになることを目指す必要なんてない
ばらばらのままで、手を繋げればいいんじゃないか
自分は自分のままで、他人に無理に合わせずに認め合いながら生きていければ
そこに新しい価値が生まれて、他人を大事にできる
と考察しました。
多様性と言われる時代にぴったりくる素敵な歌詞ですね~
「ばらばら」が紅白楽曲変更のアンサーソングってどういうこと?
星野源さんの楽曲「ばらばら」は個々の違いや多様性を尊重するメッセージが込められています。
「ばらばら」が選ばれたことが楽曲変更になったことに対して
“賛否両論あったとしても、お互いの意見の違いを認めよう”
というアンサーソングになっているのではないかと言われています。
星野源さんが2024年の紅白で披露する曲は当初「地獄でなぜ悪い」でしたが、
この曲は園子温監督の同名の映画の主題歌でした。
園子温監督は近年一部で性加害が報じられていて、星野源さんが「地獄でなぜ悪い」を歌うことが
二次加害になるという批判もあり、SNS上で賛否両論起きていました。
その後星野源さんと曲のオファーをしたNHKからは
と発表しました。
第75回NHK紅白歌合戦
— NHK紅白歌合戦 (@nhk_kouhaku) December 25, 2024
星野 源さんの曲目変更のお知らせhttps://t.co/etxKnT6jOd pic.twitter.com/9hhqeuOY75
SNSではいろいろな声が出て意見が割れ加熱していたので
“賛否両論あったとしても、お互いの意見の違いを認めよう”
というメッセージ(アンサー)を込めて、変更後の曲として「ばらばら」が選ばれたのではと言われています。
「ばらばら」のSNSの口コミは?
星野源さんの「ばらばら」について、SNSの口コミをご紹介します。
星野源/ばらばら
— みき (@bluetalk69) December 26, 2024
音楽を純粋に楽しむことすら難しい世の中にウンザリだけど、源さんが紅白にこの曲を選ぶところが、流石だなと思いました。この曲の歌詞がアンサーになってますもんね。来年のツアーでも聴けると良いなぁ。 pic.twitter.com/4erLgb9Wll
衝撃的に好きな曲との出会いはよく覚えていて、モテキの劇中歌でばらばらを知ってそこからTSUTAYAにあるだけ星野源のCD借りに行ったな
— ぶすじゃないわせ (@ken31081) May 14, 2023
当時は音楽のサブスクなんてなくてレンタル全盛期だったのも懐かしい pic.twitter.com/3chyJqlzuL
「ばらばら」は、星野源というアーティストがずっとブレずに持つ根本思想を直接歌詞にしたような曲で、あんな歌詞を紅白で歌う事ほど過激でパンクなことはないと思う。
— Akiko N. (@yellowmusik) December 26, 2024
皆で一つになるとかそういうウソ臭い事を一刀両断にし、しょーもない世を受け入れつつなんとか生きて行こうとする曲。
通快だよね。
地獄でなぜ悪いの楽曲変更でばらばらになったのを皮肉めいていて良いと言う人がいるけど、あの曲は世界は一つになれないけどばらばらのまま重なり合ったところにたった一つのものがあるっていう、希望を見出す曲だと思ってるから 様々な意見を受け止めての星野源なりの優しいアンサーだとそう思います
— しま🏝 (@mdrm_zZ) December 26, 2024
Xでは「ばらばら」がきっかけで星野源さんのファンになったという投稿や
歌詞のメッセージが星野源さんのアンサーなんだと思うという意見もありました。
リリースされてから14年、星野源さんの作品の中では初期のものですが、
今でも多くのひとに愛されている作品というのが伝わりました。
「ばらばら」の歌詞の意味を考察!まとめ
・「ばらばら」の歌詞は、人それぞれの考え方や違いを持ったままでいい
世界は一つではないし一つにはなれないから、あるがままでいよう
というメッセージが込められていると思います。
・星野源さんの楽曲「ばらばら」は個々の違いや多様性を尊重するメッセージが込められています。
「ばらばら」が選ばれたことが楽曲変更になったことに対して
“賛否両論あったとしても、お互いの意見の違いを認めよう”
というアンサーソングになっているのではないかと言われています。