9月6日のミュージックステーションで、ゴールデンボンバーが歌っている途中、退場させられるというシーンが
ありました。「警備員に無理やりゴールデンボンバーのメンバーが連行される」という設定で
他の出演者は笑って見ていました。その後タモリさんが「退場は初めてじゃないの?来なかった人は
いたけど」という言葉を発し、SNSでは「来なかった人」で話題になっていました。
タモリさんが言った「来なかった人」とは2003年にミュージックステーションに出て本番をドタキャン
したアーティストのことのようです。伝説の事件らしいですが、ドタキャンした理由は何だったのでしょうか。
Mステでタモリが言った「来なかった人」はタトゥーのこと?
ミュージックステーションでタモリさんが言った「来なかった人」は2000年にロシアでデビューし
大人気となったタトゥーのことです。
2003年人気絶頂期に日本に来日し、ミュージックステーションに出る予定になっていました。
ですが、本番をドタキャンし大きな騒動になったようです。
2003年の6月のミュージックステーションに出演する予定でしたが、番組の冒頭は姿があったにもかかわらず
本番前に楽屋から出てこず、そのままドタキャンしてしまったそうです。
タモリさんの中でも生放送をドタキャンされるという、前代未聞の事件だったのではないかと思います。
あれから20年以上経っていますが、タモリさんは今でも覚えていたようです。
結局当時は、ミッシェルガンエレファントが急遽2回演奏をして場を繋いだそうです。
ミッシェルガンエレファントはリハーサルもしていない状態で、急遽違う曲を番組の尺に合わせて歌ったとのこと。
スタッフもミッシェルガンエレファントにはすごく感謝したそうです。
この件があり、日本ではタトゥーの人気は一気に失速したそうです。
本番でドタキャンした理由は何?
ミュージックステーションの本番をドタキャンした理由は、当時のタトゥーのプロデューサーの指示で
「歌ってはいけない」と言われ、拒否することができなかったからのようです。
当時タトゥーは絶大な人気があり、プロデューサーが絶対的な権限をもっていました。
歌番組の本番をドタキャンするというのは、プロデューサーの計算で、より話題になるためにドタキャンするよう
指示があったそうです。
日本では考えられない話ですが、ロシアやヨーロッパではうまくいったので、日本でも同じことをさせられたと
後日何年も経ってからタトゥーの2人が話しています。
結局その後、タトゥーは当時のプロデューサーとの契約を解消しています。
日本に対して謝罪の気持ちを込めて、「Gomennasai」(ごめんなさい)という曲を作ったそうですが
受け入れられることは難しかったとのことです。
Mステでタモリが言った「来なかった人」はタトゥーのこと?本番でドタキャンした理由は何?まとめ
・9月6日のMステでタモリさんが言った「(過去に)来なかった人はいたけど」というのは、2003年にМステに出演したものの、本番をドタキャンしたロシアの二人組アーティスト、タトゥーのことです。
・タトゥーがMステの本番をドタキャンした理由は、人気絶頂だった当時のプロデューサーが絶対的な権限をもっていて、プロデューサーから急遽「本番では歌わないように」という指示があったからです。
(話題になって人気をあげるために、あえてドタキャンするというプロデューサー計画でした)
・結果的にタトゥーは日本での人気が失速してしまい、その後プロデューサーとの契約も解消しています。