【虎に翼】14週「女房百日 馬二十日?」の7/4の放送で、主人公寅子が、恩師でもある穂高先生にぶつかる場面がありました。
穂高先生の退任祝賀会で激怒し、花束を渡す役を放棄し穂高先生にきつい言葉をぶつけた寅子。
放送終了後からSNSで疑問の声が多く上がっているようです。
寅子がなぜ、あれほどまでに穂高先生に怒りをあらわにしたのか理由を考察し、SNSの声をまとめてみました!
【虎に翼】寅子が穂高先生に激怒した理由は?
穂高先生の退任祝賀会で、穂高先生が発した言葉に寅子は納得できず激怒してしまいます。
理由について考察してみました!
激怒した理由①理想の穂高先生でいてほしかった?
穂高先生は、寅子が法律を学ぶために女子部へ入るきっかけをくれた存在です。
寅子にとっては尊敬、恩がある人物でもあるし、自分の目標とする道を与えてくれた人でもあります。
そしてそれは寅子だけでなく、志半ばで弁護士になる夢を諦めなければならなかった仲間も同じでした。
寅子からすれば、これまで踏ん張って理想のために戦ってきたのに、一番言ってほしくない言葉を一番言ってほしくない人に言われた、という感じなのだと思います。
老いを理由に自分を「雨だれのひとつにすぎない」と認めてしまった穂高先生が許せなかったのかもしれませんね。
激怒した理由②自分を否定されたような気持ちになった?
寅子は今まで自分が何とか女性弁護士として前例を作り、困っている人を救いたい、後続に続く女性が出てこれるようにと必死で矢面に立って働いてきました。
それでもそう簡単には現実をかえることはできない、「雨だれのひとつでしかない=妥協を受け入れるべきだ」と、自分の信念を否定されたような気持になったのかもしれません。
SNSでも寅子に否定的な声続出?
穂高先生の退任祝賀会という大切な場面で、怒りを爆発させてしまった寅子にSNSでも最初は疑問の声や否定的な意見が多くみられました。
穂高先生、かわいそう。
— モッチ (@mochistage) July 3, 2024
自分を法律の世界に女学校に招いてくれて、
誰も引き受けてくれない父親の弁護までしてくれた
穂高先生に最後の最後でこの仕打ちとはねƪ(˘⌣˘)ʃ
寅ちゃんの「失望」からの「怒り」も理解できるんだけど、あんなに怒る?な状況のせいで、私は寅子の気持ちを正しく理解できてないのかも、他に理由があるのかも??という不安でいっぱいの木曜日・・金曜には解決してくれるよね。 #虎に翼
— 雪カエ子 (@kaeru15) July 3, 2024
寅子のしつこい怒りの理由がよくわからん。#虎に翼
— 摺墨 (@purpleisabell) July 3, 2024
寅子の怒りに反発するのも共感するのも受け手側の自由ではある。が行動はドン引きする人が多かっただろう。
— たけうちこうた>K* (@mayakane) July 4, 2024
納得できない花束は渡せないなら固辞するしかなかったし、あの場で何も言わず消えたのは悪手で、よねに認められない理由はここだから、キャラとしては一貫してる。 #虎に翼
なんかね、先生はもっといけるはずだったのに…ていう想いから、自分を雨だれと言ったのかと
— あまざけ (@jpPyEKKDndkBlWK) July 3, 2024
穂高先生が居なければ女子部も無かっただろうし、お父さんは有罪のままだっただろうし
色んなことあったから怒っても良いと思うけど、恩のある人を公衆の面前で叩きのめすが正義なんだろうか
一方で、寅子に肯定的な意見もありました!
https://twitter.com/Barako_Fu/status/1808653413284262122穂高先生の「私は雨垂れに過ぎなかった」発言への寅子の怒りは、戦時中の上官が戦後になって「あの戦争は無駄だった」と言い、その発言を聞いて「それに付き従って特攻した自分そして死んでいった戦友たちはなんだったのだ??」といち兵士が感じる無力感と怒りに近いのかなと思った #虎に翼
— 由 (@chiyuri1022) July 4, 2024
理想の中で犠牲になった人を多数生み、自分も一度追い込まれた、老いに負けて退場することでその責任から逃れるのかという怒り、また、その姿に、将来折れてしまうかもしれない自分を見る恐れ、置いて行かれる悲しみ、いろんな感情が爆発してるんだよな。これを描き、演じ切った制作の覚悟よ。#虎に翼
— mad_on (@mad_on_2010) July 3, 2024
寅子は物語のスタート時から「空気を読まない」「周囲にながされない」キャラとして確立していました。
相手が穂高先生でも、自分の信念を曲げず遠慮もなく正面からぶつかってしまうところが、寅子らしさといえば、そうなのかもしれません。
いずれにしても、寅子と穂高先生の関係がこのままでは辛いという意見が多くみられました。
いつか和解できるといいですね。
【虎に翼】寅子が穂高先生に激怒した理由は?考察まとめ
・寅子にとって、穂高先生は自分が法律の道へ行くきっかけをくれた人物であり、理想をくれた人物でもあった。
退任の際に尊敬していた穂高先生の「自分も雨だれのひとつでしかない」という言葉に、裏切られたような気持ちになった。
・理想と現実の間に挟まれて、それでも諦めずに一線で必死に踏ん張ってきた寅子に、妥協することもあると言われているようで、自分の価値観を否定されたような気持になったから。
・SNSでは放送終了後は寅子に否定的な声が多かったが、寅子の人物像がぶれてなくて、これでこそ寅子という意見もあった。